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「面接に強い」秘訣は、あえて”カンペ”を作らないことだった

トレーナーになるために専門学校へ進学するか、一般企業への就職活動を行うか。

大学卒業後の進路について、葛藤を抱え続けた家田さん。
最後まで悩まれ、就職活動に切り替えてからは2か月で進路を決められました。短期集中で取り組まれた分、選考対策には様々な工夫をされたとのこと。
「面接でどんな質問が来ても答えられる」ようにするための準備やコツについてもお伺いしました!

Maenomeryでは公務員志望や専門学校や大学院への進学、競技継続など様々な進路を考えている学生に就職のサポートを行っております。
他のMaenoemry利用者の声や就活体験談について関心のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください!


インタビュイーPROFILE

家田和佳(いえだ わか)さん 岩手県出身
・中学生のときはソフトテニスをプレイ
・高校生のときにサッカー部のマネージャーに
・順天堂大学のスポーツ健康科学部スポーツ科学科入学後、2年生まで
蹴球部の学生トレーナーを務める
・不動産関係企業の営業職に内定

家田さんの担当キャリアドバイザー:小堀 雄太郎

トレーナーを目指す体育学生

Q,まず初めに、簡単に自己紹介をお願いします!

家田:中学校の時はソフトテニスをやっており、高校ではサッカー部のマネージャーを務めていました。
大学は、順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科に進学、大学入学時から大学2年生まで男子蹴球部で学生のトレーナーを務めていました。大学3年以降は、自分で色々な現場に行ったり、 先生方に教えてもらったりしながら活動していました。現在(2023年9月)は、4年生で卒論に追われています 笑

そのため、スポーツに携わってきた学生ではありますが、何か競技をしていたというわけではなく、 どちらかと言えば裏方としてスポーツに関わりたいとずっと思ってました。

――――― 高校で男子サッカー部のマネージャーをやってみようと思ったきっかけはなんでしたか?

家田:元々父がサッカーをしており、幼少期は身近にずっとサッカーがある生活をしていました。そのため、自然とサッカーを好きになり、試合を見たり、ちょっと近くの公園でボール蹴ったりしていました。
自分もサッカーをやろうかな、と思った時期もありましたが、他に習い事をしていたり、タイミング合わなかったり…

高校生になり、「マネージャー」という関わり方があるということを
知り
、そのような形でサッカーに関わりたいと思ったことが、1番のきっかけです。

――――― 大学進学後、トレーナーを目指して活動されたとのことでした。トレーナーに関心を持ったきっかけはなんでしたか?

家田:高校でマネージャーをやっているときは、パソコンで色々な資料を作ったり、グラウンドに出て練習をサポートしたりしていました。
しかし、怪我が実際に起こってテーピングを巻いたりだとか、対応しなければならなくなった時、私の高校時代の知識では何もできなかったことが心残りでした。そういう面でもサッカーに関わっていきたいなって思ったのがきっかけです。

――――― 部活動を途中で辞められたということでしたが、その理由はなんだったのでしょうか?

家田: 今後、「トレーナーになりたい」と思った時に、部活に所属していると、授業が終わって部活動に行って、土日も丸々部活動で….という感じで、部活動に長い時間をかけることになってしまいます。すると、どうしても自分のやりたいことが100パーセントできないという課題がありました。

部活動に所属していることで色々なメリットや学びもたくさんありましたが、今後のことを考えた時に他の現場に行ったり、様々な経験を積んだ方が目的に必要なものがもっと得られるのではないかと考えたからです。

――――― なるほど、ありがとうございます。部活動に入ったのも、あくまで「トレーナー」という目的に近づくためであり、部外で活動した方が得られるものが大きいと判断されたということですね。家田さんの「トレーナー」という夢への想いの強さが伝わってきました。

専門学校への進学か、就職か

Q,就活を意識し始めてから内定が出るまでの大まかな就活スケジュールを教えてください。


家田:元々トレーナーになりたいと考えていたので、就職ではなく専門学校へ進学することを考えていました。そのため、本当に最初は何もしていませんでした。

部活時代の先輩の※白井さんに声をかけていただいて、 今年(2023年)の3月頃に色々な企業のお話を聞く「アスチャレ」という株式会社Maenomery主催イベントに参加させていただいたのがスタートです。そのため、だいぶ遅いスタートだったと思います。

※弊社白井の記事はこちらから

家田:そこから、そのままキャリアアドバイザーの方と面談させていただいて、進路についての相談や、企業に求める条件などをお話させていただきました。

――――― 説明会には何社参加されましたか?また、差し支えなければエントリーした企業数と内定をいただいた企業数を教えてください。

家田:個別の会社説明会は、10社行ったか行かないかぐらいだと思います。
最終的にエントリーしたのが4社、 内定いただいたのは1社です。第一志望の企業に内定をいただいてからは、まだ選考が残っている企業もありましたが、辞退させていただきました。最終的に、就職先が決まったのは5月末ぐらいだったかなと思います。

Q,担当キャリアアドバイザー、小堀さんの第一印象を教えてください!

家田:とにかく話しやすいというのが、印象に強く残っています。
じゃあ就活の話しましょう、みたいな感じではなく、
「どういうことを大事にしてるの?」とかそういうたわいもない話から入っていただいたので。
私はトレーナーを目指していたこともあり、就活については本当に全く考えていなかったので、面談前は何を話したらいいんだろうという不安や緊張がありましたが、それは最初の面談ですぐになくなりました。

担当CA:小堀 雄太郎

Q,一般企業の就活に挑戦してみようと思われた理由はなんですか?

家田:卒業後、専門学校に通うことを考えたとき、どうしても「学費」が不安要素としてありました。
両親にも相談していましたが、
どこかで「就活した方がいいのかな」とはずっと思っていました。

小堀さんに相談しながら就活を進めていくと、自分の考えを人に話すと自分の中でも結構整理できて、なにを優先したいのかということがすごく明確になってきました。
トレーナーにはなりたいけれど、いずれは就職活動もしなければならない。それなら一度、就職活動を経験をしてみようと思ったことが、進学と就職活動と悩んでいたところから就職活動に切り替えた理由です。

学生トレーナーとして活動していた家田さん

「就活の軸」は?

Q,企業選びで重視されていたことはどのようなことですか?

家田:私の「就活の軸」は、自分で新しいことにチャレンジできることでした。そのため、大手企業よりは若い会社をよく見ていました。

条件でいうと、給与土日にお休みがあることなどはすごく重視していました。また、地元は岩手ですが、勤務地の希望は関東、できれば都内で働きたいという気持ちがありました。
そのため、業種や職種で絞るというよりは、どういう会社なのかとか、お休みがしっかりしてるのかとか、社内の人間関係は良好かどうかっという点をメインで見ていました。

Q,内定先はどのような会社ですか?

家田:不動産関係の会社の営業職に決まりました。
”不動産”といってもお家の不動産ではなくて、都内の駐車場などを扱ってる会社です。

Q,決め手はなんですか?

家田:最初、1次の面接はオンラインだったんですけど、2次と最終面接は実際にその本社というか実際に自分が今後内定いただいたら働くっていう場所に行って、 個別で面接させていただいて、実際にその時社員さんが働いてるオフィス内もちょっと見学をさせてもらったんです。

その時社員さんが近くを通ったりとかしてるのを見てて、
働いてる人同士がすごく雰囲気がいいというか、
一生懸命働いてはいるんだけどギスギスしてないというか、
お互いに尊重し合ってるっていうのがすごく感じられて、
そこが自分にとっては大きい決め手でした。

面接では何を聞かれるの?コツはある?

Q、家田さんはどういうことを強みにして自己PRを話されてましたか?

家田:アルバイトの経験から、計画を立てて行動できること
周囲の様子や状況に応じて、 臨機応変に対応できること
を強みとして話していました。具体例のエピソードをすぐに話せるように意識していました。

――――― どのようなアルバイトをされていたのでしょうか?

家田:スターバックスコーヒーで働いています。
アルバイト先を伝えると好印象を頂いたといいますか、エピソードの深堀りをしていただくことが多かったです。

面接は一問一答のように、かっちりした雰囲気というよりは会話をする中で自然と色々なことを聞かれるというスタイルでした。
最初は雑談から入って、履歴書を見ていただきながら、面接官の方が気になったところをランダムに聞かれました。

重要なのは”面接が終わった後”

Q,就職活動で”後悔していること”があれば教えてください。

家田:私も就職活動は大学3年の3月に始めたので、遅い方ではあったと思います。もう周りはどんどん動いていて、そういった友人の話を聞くことも多かったため、 違うところも色々こう広く見ていればよかったなと思います。

――――― 就職活動ではどのようなことを意識されましたか?

家田:実際、就職活動するって決めてから内定まで2ヶ月というのはおそらく短い方だと思いますが、その2ヶ月間は本当に就職活動しかしていませんでした。面接の2日前くらいから、どういうことを話すか、事前に対策をしていました。また、面接が終わってからも、「こういうことを聞かれてこう答えたな」というのを振り返り、メモをしていました。
その2ヶ月間で、とにかく集中して、色々なことに対してを自主的に行動したことは良い経験だったと思いますし、集中できた点は良かったポイントかなと思います。

Q,最後に、これから就活に挑む学生に向けてアドバイスをお願いします!

家田:面接の時、私は「一言一句文章を覚えて挑む!」というよりは、 本当に話したいことの”要素”をきちんと決めるようにしていました。
「予測できないような質問が来た時、どう答えたら良いか」という課題は、様々な会社で選考を受けるにつれて感じるようになりました。

ただ2次、3次、最終面接と選考が進むにつれて、 自分の話したいことを決めていれば予期せぬ質問が来た時でも、そこを軸に話を繋げていくことができました!
文章をしっかり作るというよりは、ある程度柔軟性を持って話せるように練習したことで、あまり緊張せずに面接を受けることができました。
面接対策の方法は人それぞれだとは思いますが、そういうやり方もあるんだよっていうのは後輩に伝えたいです。

――――― 「台本を作って覚える」というよりは、自分の軸をしっかり見つめ直して、自然に言葉が出てくるように対策されたのですね。
家田さん、お忙しいところインタビューにご協力いただきありがとうございました!Maenomeryスタッフ一同、今後の家田さんの活躍を引き続き楽しみにしております。

おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

「トレーナーになりたい」という思いから、専門学校への進学か
民間企業への就職活動か、葛藤し続けた家田さん。
経験として就職活動をする中で、自分の願望を明確化することが
実現し、惹かれる企業様への内定を得ることができました。

いくつかの選択肢がある中で就職活動を行うべきか
分からないという方も、弊社の社員に相談してみませんか?
就活、転職の相談をしたい方は、是非一度ご連絡をお待ちしております!

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