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プロフットサル選手の夢を諦めた大学生が「Webメディア」を運営する狙い

こんにちは!
Maenomery デュアルキャリア社員の春原です!

今回は、ケガでプロフットサル選手になる夢を諦めた選手が、次のキャリアとして選んだ道について、インタビューをさせていただきました!

インタビュイー

川村 康太(かわむら こうた)  2002年4月生まれ(現在21歳)
・同志社大学在学中(3年生)
・高校生年代はFリーグ所属クラブのユースチームに在籍。負傷や実力不足により選手としての引退を決意
・昨季は同じくFリーグ所属のデウソン神戸にスタッフとして在籍。大学生活と並行しつつ、公式戦ベンチ入りやアウェー遠征を経験
・今年5月にWebメディア『J. FOOTBALLER』を個人で開設→海外で戦う日本人サッカー選手に関する情報を発信中(取材記事&動画、試合情報など)
『J. FOOTBALLER』リンク:https://jfootballer.com/


スタッフとして活動されていた川村さん

大学3年生が立ち上げたWebメディア『J. FOOTBALLER』

インタビュアー:川村さんの現在の活動について伺ってもよろしいでしょうか?特にメディア関連のお仕事に関してお伺いさせていただきたいです。

川村:はい、私は海外でプレーしている日本人サッカー選手に特化したWebメディア『J. FOOTBALLER』を個人で運営しています。
現在は、ホームページX(旧Twitter)InstagramYouTubeの4つのプラットフォームを使って、主にインタビュー記事や動画、選手のニュース、試合情報などを発信しています。

Fリーグ所属チームの「スタッフ」として活動

インタビュアー:なるほど、ありがとうございます。川村さんは「サッカー」とどのような繋がりがあったのでしょうか?

川村:私は幼いころからサッカーを始め、高校時代には僅かな期間ではありますが、Fリーグ所属クラブのユースチームに在籍させていただきました。しかし、高校1年の春に靭帯を断裂してしまい、プレイヤーとしての道が難しく、プロフットサル選手としての夢を諦める形となりました。

なぜWebメディアか?

インタビュー:そこから、Webメディア立ち上げに至ったきっかけは何だったのでしょうか?

川村:昨シーズンまで、自身が在籍していたデウソン神戸スタッフとして活動していた経験が大きく影響しています。そのチームでは、海外のクラブでプレーした経験を持つ方々と出会い、多くのことを学びました。その方々の姿勢や言動が、非常に刺激的で、海外クラブや海外の文化そのものに興味を持ったことがきっかけです。

インタビュアー:現在、メディアを運営する中で楽しいと思われるポイントはありますか?

川村:海外でプレーする選手の方々とのインタビューを通じて、その方々がどのような決断を下し、どのような考え方を持っているかを直接聞くことができることです。
海外でプレーされている選手の中には、働きながらサッカーを続けられている方もいらっしゃいます。そのような方の人生観や目標などを聞くことができることはとても勉強になるなと感じています。


スタッフ経験から見えた、フットサル界の”厳しさ”

インタビュアー:川村さん、現在の具体的な目標について教えていただけますか?

川村:現在の主な目標は、Jリーグのクラブでスタッフとして働くことです。フットサルだけでなく、サッカーも好きなスポーツで、今後はサッカーの方に焦点を当てて活動していければと思います。

インタビュアー:フットサルからサッカーへ、競技を変えられた理由はなんでしょうか?

川村:昨季までFリーグでスタッフとして活動する中で、フットサルの環境は少し厳しいと感じたからです。

インタビュアー:”フットサルが厳しい”というと?

川村:フットサルでは、競技だけで生計を立てることがサッカーよりも難しいです。選手としての活動だけで、生活ができる選手は本当に一握り。選手たちは日中、一般企業で働き夜にチームの練習へ参加するケースも多いです。
スタッフも給与面で苦労するケースが多いと見聞きすることがありました。

インタビュアー:その経験が、Jリーグでの仕事を目指すきっかけになったのですね。


スタッフとして活動されていた川村さん

川村:はい、昨季までのFリーグでの経験や現在の実績を活かして、大学卒業後はJリーグのクラブを中心に活動していけたらと考えております。フットサルでの経験は大きな学びになりましたが、Jリーグの環境にもチャレンジしていきたいという想いも同時に強くなっていきました。

インタビュアー:フットサル界についてはどのようにお考えですか?

川村:フットサル選手として活動することは、金銭面での負担も大きく、引退後のキャリアについても不安が残るケースがあると思います。サッカー界に当てはまる部分もあるため、今後は選手のセカンドキャリア問題の解消に繋がる情報などについても、メディアで取り上げていければと考えております。

「収入」の課題、サッカー界でも

インタビュアー:セカンドキャリアについて、どのような問題があると思いますか?(?)

川村:引退後の生活については、収入源の確保が大きな課題になると考えています。現役時代においても、サッカーフットサルでも、競技だけでは生計を立てることは想像以上に難しいと感じています。

インタビュアー:この問題を解決するための方法はあると思いますか?

川村:具体的な解決策としては、就活エージェントを利用することや自らの行動力が重要だと思います。セカンドキャリアでも成功されている方々の事例を見ると、選手自身が積極的に動くことが求められるのかなと思います。

将来は「Jクラブスタッフ」×「メディア運営」二足の草鞋で

インタビュアー:今後は、『J. FOOTBALLER』でのメディア活動をどのように展開される予定でしょうか?

川村デュアルキャリアに近い考えですが、メディアをさらに大きくしていくことを目指しています。HPやYouTubeでいえば、もっと多くの方々に閲覧してもらいたいですね。大学卒業後はJクラブでスタッフとして働くことを考えていますが、メディア運営も並行して行なっていければと思います。

インタビュアー:なぜそこまでしてプロの世界に飛び込みたいのですか?

川村:子どもの頃からの憧れがあり、プロの世界を実際に見てみたいという思いが強いからです。好きなことを突き詰めていきたいんです。

インタビュアー:お忙しいところ、インタビューをお受けいただきありがとうございました。『J. FOOTBALLER』運営、そして自身の夢であるJクラブスタッフに向けて頑張ってください!今後の川村さんのご活躍を楽しみにしております。ありがとうございました。

川村さんが運営するWebメディア『J. FOOTBALLER』

あとがき

今回は新しい形でのデュアルキャリアを目指す川村さんにインタビューをさせていただきました!
川村さんご自身でメディアを立ち上げて運営をされている行動力や決断力はもちろん、将来もしっかりと見据えていて、デュアルキャリアで生活している自分にとっても大変刺激になるインタビューでした。

今後も色々な形のデュアルキャリアについて発信していけたらと思いますので、引き続きよろしくお願いします!

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