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選手直撃!大学サッカーリーグ1部・2部で活躍する選手の練習法とは

みなさんこんにちは!
今回は、関東大学サッカー1部・2部リーグで活躍する現役選手へ、「こだわりの練習法方法」をインタビュー。
大学サッカーで活躍する選手の「自主練」に迫ります。
その意図や試合での活かし方についてもお伺いしました!

その他、現役アスリートへのインタビューはこちらから


基本的な練習


止めて・蹴るを磨く方法

サッカーの基本であり、最も大切であると言われている「止めて・蹴る」。
このプレーの象徴といえばパスサッカーを繰り広げる川崎フロンターレに18年在籍し、現在は指導者や解説者として活躍する「中村憲剛さん」ではないでしょうか。
一番簡単な方法は、2人1組で行うパス回し。
4枚のマーカーで1〜2mのグリッドを作り、その中でコントロールとパスを行います。

まずは、スピード感をもって、一連の動作を行うことで動きを身につけることを目的としていて、試合中相手の動きを見るためにも「次のプレーにつなげられるよう、素早く正確に止める」ことが鍵となるそうです。

タッチ数に制限があるパス練習

複数人で鬼である1人~2人を囲み、鬼にボールを取られないように行う「鳥かご(ロンド)」を行う際に1~2タッチまでと制限を行う練習方法もあります。
ボールを受けたと同時にパスコースを探し、正確なパスを出す一連の流れを磨く方法です。

心肺機能トレーニング

サッカーの試合では10〜30m程度の瞬発的な全力ダッシュが必要な場面が多いため、練習から取り入れていくことが大切です。
今回は、30〜60秒の休息を挟みながら20〜30mのダッシュを15〜20本繰り返すトレーニングを紹介します。
ダッシュの繰り返しは長距離を走り続けるよりもより実戦との関連性が高いためおすすめです。

大学サッカー選手にインタビュー!

木内 拓海(きうち たくみ)選手

市立船橋高校→順天堂大学 3年生

Q,こだわりの練習法を教えてください。

木内:SBなのでクロスの練習をするのですが、よりリアリティを持つためにCBの選手にセンターサークルぐらいから対角に向けて蹴ってもらってそれをその流れのままFWの選手に入ってもらって行うことが多いです。

Q,どのような意図で練習をしていますか。

木内:リアリティのない練習だけをしていても試合にはあまり活きてこないと思ったので、より実践に近い動きが入るようなメニューを入れることで試合に活かせる技術を磨いています。この練習では特にファーストタッチからどのようなドリブルをしてクロスまでもってくかを強く意識してます。

Q,実際にこの練習がどのようなプレーで活きますか?

木内:自分のストロングポイントである、SBの位置から運動量を活かして背後を狙っていく動きや逆サイドからサイドチェンジのボールを受けて、仕掛けてクロスをするシーンが多いので、ロングボールから一気に自分のストロングポイントに繋げていくことができます。

畑下 葵(はたした あおい)選手

近大和歌山高校→国士舘大学1年生

Q,こだわりの練習法を教えてください。

畑下:こだわって必ずやるというよりは心掛けている練習法で言うと、自分の持ち味であるキックを活かすためにファーストタッチをすぐ蹴れる位置に置けるように早いパスをしっかり止める練習だったり、ロングスローなど自分の長所を伸ばす練習を個人ですることが多いです。

Q,今取り組んでいる練習で体のどの部分に効くのかを教えてください。

畑下:大学では、走りのメニューが多いので体の後ろ側がキツくいと感じることが多く、特に太ももの裏などは結構疲労が溜まっている印象です。
切り返しやショートスプリントが練習で増えると乳酸が溜まってきて、ふくらはぎに張りが出てきて攣りそうになります。

Q,実際に日ごろの練習がどのようなプレーの時に活きますか。
畑下:自主練の時に試合で使えることをイメージしてすることがすごく大事だと思っているので、練習の基礎練習などでは相手がいなくてイメージしずらい状況もありますが、自分の中で試合中の場面ごとにイメージを作り相手がいると仮定して普段の練習からするようにしています。

特にパスをもらう前は相手がいなくても周りを確認してどこから相手が来ているかを仮定しトラップをするなど意識しています。
「練習の為の練習にならない。試合の為の練習をする。」
ということを常に頭に入れて試合をイメージして練習をすると、試合中にこの場面は練習でもあったなとか思ったりすることもあります。
あとは強度の部分でやはり、試合の方が練習より強度が高いので練習からより試合に近い強度でするように意識しています。

おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今回は、サッカー選手のトレーニング例と実際に選手が取り組んでいるものを紹介しました!

2選手共通して、練習に満足するのではなく試合を見据えた練習を行っていましたね!
自分に足りないところを分析して練習していく。
これは就活で自己分析を行い、自分の得意/不得意に向き合うことにもつながります。

Maenomeryでは、就活を進めていく上で自己分析の仕方が分からない方や、就活に不安のある体育会学生の方のキャリア支援を行っています!

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