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【業界研究】IT業界とは?おさえてきたい5つの業界と職種について分かりやすく解説!

 近年、IT技術は社会やビジネスのあらゆる分野に浸透しており、急速に成長しています。また、IT業界は、高い技術力と専門性が求められることから、スポーツと似た要素を持つ業界でもあります。
 今回は、「IT業界」ついて解説していきます。

業界研究のポイント
◎ビジネスモデルを理解する
「ヒト・モノ・カネ」3つの動きに着目します。
特に、どこで誰から利益を得ているかを抑える必要があります。
①どのような商品・サービスを
②誰に
③どうやって買ってもらうか

他の業界研究や、就活でおさえておくべき知識、選考のポイントなども併せてご覧ください♪



IT業界とは


 IT業界は、情報技術を用いたビジネスやサービスを提供する業界です。
近年、クラウドや人工知能、IoTなどの技術の進歩により、さまざまな分野に活用されています。企業や組織において、情報システムを設計・構築・運用することによって、業務プロセスを効率化し、新しい価値を生み出す仕事です。

IT業界:5つの業界


1.インターネット・Web業界

 インターネット・Web業界は、インターネットやWebサイトの企画・開発・運用・保守などを行う業界です。この業界では、WebサイトやWebアプリケーションのデザインや開発、マーケティング、コンテンツ制作、運営などの仕事があります。アスリートの学生には、トレーニングの中で養った集中力やタフな精神力を活かして、Webサイトの制作やマーケティング業務に携わることができます。

インターネット・Web業界まとめ
①インターネット広告やWebサイト、
 アプリケーションやSNSなどのサービスを
②企業または個人に
(「B to B」も「B to C」も存在する)
③企業に代わって制作したり、
 個人に利用してもらう ことで利益を生み出している

2.通信業界

 通信業界は、スマートフォンやパソコン、タブレットなどの通信機器の企画・開発・販売などを行う業界です。この業界では、通信システムやネットワーク機器の設計・開発、通信サービスの提供、通信インフラの構築などの仕事があります。
 通信業界で働くためには、情報通信技術に関する知識や技術はもちろんのこと、コミュニケーション能力協調性クリエイティブな発想力が求められます。特にアスリートは、競技において培った粘り強さや協調性、努力や継続する力など、仕事において大切な資質が身についているため、活躍できる可能性が高いです。

通信業界まとめ
①スマートフォン、固定電話などの通信機器や
 インターネット、光ファイバー、無線などの通信インフラを
②企業or個人に
③製品を購入してもらう
 サービスを利用してもらう ことで利益を生み出している

3. 情報処理サービス業界(SI:System Integration)

 情報処理サービス業界は、企業や官公庁などに対して、業務の情報システム化やコンサルティングを提供する業界です。この業界では、業務のシステム化やコンサルティング、プログラマーやシステムエンジニアなどのIT技術者の派遣などの仕事があります。アスリートの学生には、チームワークを活かしてシステム開発やコンサルティング業務に携わることができます。

  就活でよく耳にする「Sier」もこの業界に分類され、文系出身の学生やプログラミング未経験者でも活躍することができる業界です。

情報処理サービス業界:ビジネスモデル

情報処理サービス業界まとめ
①IT技術を活用した課題解決を
②企業に
③IT戦略を立案し、システムを「設計・運用・保守・管理」する
 ことで利益を生み出している

4.ソフトウェア業界

 ソフトウェア業界は、パソコンやスマートフォンなどに搭載されるソフトウェアを開発する業界です。つまり、”中身”をつくる業界です。

 主に、ソフトウェアやアプリケーションの開発、保守・運用を行います。ソフトウェア開発には、多くのプログラミング言語が使われますが、最近では、Python、Java、JavaScript、C++などが主に使われており、これらの言語で開発経験のある学生は有利になります。 ソフトウェア業界は、新しいテクノロジーを追求し、製品を改良していくことが求められるため、常に変化していく業界でもあります。開発やプログラミングだけでなく、チームワークやコミュニケーション能力、問題解決能力なども必要とされるソフトウェア業界において、アスリートが活躍することが期待されます。

ソフトウェア業界まとめ
①ソフトウェアやアプリケーションを
②企業や個人に
③開発・販売する ことで利益を生み出している

5.ハードウェア業界

 ハードウェア業界は、パソコンやスマートフォンなどの電子機器を設計・製造する業界です。つまり、”外側”をつくる業界です。ハードウェアの性能や品質が製品の競争力を決定するため、緻密な設計と高度な技術が求められます。

 最近では、スマートフォンやタブレット端末などの携帯デバイスの需要が急速に拡大しており、スマートフォン市場におけるトッププレイヤーとして知られるAppleやSamsungをはじめとした企業が、独自のハードウェア技術の開発に注力しています。
 また、IoT(Internet of Things)の普及に伴い、ハードウェアの需要がますます高まっています。IoTデバイスは、様々なものがインターネットに接続されることで、人々の生活を便利にしたり、ビジネスプロセスを改善したりすることができます。
 ハードウェア業界において、アスリートが持つ協調性や集中力自己研鑽能力などのスキルや特性は、高く評価されます。ハードウェア業界への就職を目指すアスリートの方々は、自己PRの際に、これらのスキルや特性をアピールしてみてはいかがでしょうか。

ハードウェア業界
①スマートフォンやPCなどの製品を
②企業や個人に
③製品を開発、設計、製造、販売する ことで利益を生み出している


IT業界:職種一覧


1.エンジニア

 エンジニアは、プログラミングやシステム開発などの技術的なスキルが求められる職種です。具体的には、プログラミング言語の知識やデータベースの設計・運用、ネットワーク技術などが必要です。また、課題解決力や論理的思考力も重要な要素となります。アスリートの学生は、自己学習能力が高く、課題解決力も持っています。これらのスキルを活かしてエンジニア職で活躍することができます。

2.営業・コンサルタント

 営業・コンサルタントは、お客様との折衝や提案、ビジネスの最適化などが求められる職種です。他の業界と同様に、コミュニケーション能力や問題解決力、企画力などが必要です。アスリートの学生は、競技においても相手とのコミュニケーションを重視し、チームで協力しながら目標を達成することができます。また、目標を設定し、その達成のために努力を重ねることが得意です。これらのスキルを活かして営業・コンサルタント職で活躍することができます。

3.マネジメント

 マネジメント職は、プロジェクト全体を管理し、チームの方向性を指揮する役割があります。リーダーシップやコミュニケーション能力が求められるため、アスリートのチームプレイやリーダーシップ力が役立ちます。また、プロジェクトの進捗管理や予算管理など、ビジネススキルも必要となります。

4.総合職

 総合職は、IT企業において幅広い業務をこなす職種であり、営業・コンサルタント職やマネジメント職など、様々な業務に携わることがあります。ITの知識はもちろんのこと、ビジネススキルやチームワークも重視されます。アスリートのマルチタスク能力を活かすことができる職種です。


最後に

 最後までお読みいただきありがとうございました!
 今回は、IT業界の概要やビジネスモデル、職種についてご紹介しました。
IT業界は、現代社会において欠かすことのできない業界の一つであり、情報技術が進歩し、ビジネスやライフスタイルの変化をもたらすなかでその要望に応えてさまざまな新しい技術やサービスを提供しています。
 そのため、業界は常に変化しており、新しい技術やサービスが続々と生まれるためスピード感のある環境で働くことが出来ます。また、その変化が早いため、自分が開発したサービスや製品がすぐに世の中に反映されることが多く、自分の成果を実感しやすいという点も魅力の一つです。

Maneomeryのnoteでは、他の業界研究の記事も発信しているので、併せてご覧ください。みなさんの就職活動に役立てて頂ければ幸いです♪


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