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ユニフォームを着られなかった選手が、大学4年間バレーボールを続けて就活を成功させた話

大学まで、部活一筋。
「競技しかやってこなかったから…」と就活に不安を感じる体育会学生も多いことでしょう。
Maenomeryでは、可能性に満ちた体育会学生が就活に挑戦し、悩み、企業から内定をいただくまでの道のりをnoteでお届けしています。

今回は、小学3年生から大学卒業まで約14年間バレーボールに打ち込み、
大学4年生の4月に就活を終えられた濱田仁美さんにインタビュー。

「自分のやりたいことが分からず、どのような基準で選んでいこうか悩んでいた」と話す濱田さん。そこから納得のいく内定に繋げることができた”秘訣”をお話しいただきました!

他のMaenoemry利用者の声や就活体験談について関心のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください!


インタビュイーPROFILE

濱田 仁美(はまだ ひとみ) 愛媛県出身
・小学校3年生の頃にバレーボールを始める。
・高校時代は、県大会ベスト8
・順天堂大学に進学し、バレーボール部に所属
・大学4年の4月に人材業界の会社に内定。

「絶対にバレーがしたい!」というわけではなかった


――――― 本日はインタビューにご協力いただき、ありがとうございます!早速ではありますが、濱田さんの”スポーツ歴”を教えてください。

濱田:バレーを始めたのは小学校3年生です。高校では、県大会でベスト8に入りました。大学には一般入試で入り、ご縁があってバレーボール部に所属し、大学4年の現在までバレーボールを続けてきました。
年数的には長くやっていますが、私の大学は、スポーツ推薦で入学した学生も多く、バレーボール部も小さい頃からやってきた学生が中心となっているチームです。そのため、私はどちらかというとサポートを中心に取り組んできました。

選手もやっていますが、アナリストも兼任しており、コートに立つことはないと思いますし、最後までユニフォーム着ることもないと思います。
でも、みんなを支えたりとか、一緒に練習しながら、色々なことを考えて行動することをメインに部活と向き合ってきました。

――――― ありがとうございます。大学では、週にどれくらい練習がありましたか?

濱田:週に6日です。

――――― 週6回、なかなかですね。高校から大学あがるときに、バレーボールを続けることを決断された理由はなんでしたか?

濱田:そうですね。続けるかは正直迷いました。
順天堂大学への進学を決めた理由は、部活の顧問の先生に紹介されたことがきっかけでした。また、高校時代の先輩で順天堂大学でバレーボールをされている方がいらっしゃって、その方に受験ですごくお世話になったり、練習にも参加させていただいたりしました。

あまり自分の中で「絶対バレーがしたい!」という気持ちがあったわけでありませんが、そういった色々な方のご縁から、バレーボールを続けることを決めました。


2つの会社からサポートを受けながら就活


――――― なるほど、ありがとうございます。それでは、就活のお話をお伺いしていこうと思います。まず初めに、大まかな就活スケジュールを教えてください!

濱田: 就活を始めたのは、大学3年の12月の初めに合同企業説明会に参加したことが最初です。その後、合同説明会に何回か参加し、その中で気になった企業をいくつか受けました。最終的に、内定をいただき、この会社に行くと決めたのは大学4年の4月10日です。

――――― なるほど。合同説明会は、ご自身で調べられたんですか?

濱田: 就活サイトから自分で探したものもありますが、エージェントの方からご紹介いただいて参加したものもあります。

――――― いくつか人材紹介のサービスを利用されていたとのことですが、Maenomeryでサポートを受けようと思った理由はどのようなところでしょうか?

濱田:Maenomeryで サポートを受け始めたきっかけは、白井さん(弊社広報担当者)がバレー部の練習場所まで来てくださり、就活に関するお話をしてくださったことです。
A社(就活エージェント)と同時進行で、2つの会社からサポートをしていただきながら、就活に取り組みました。
最終的に自分の中で行きたいなと思った企業は、Maenomeryさんから紹介いただいた企業さんでした。

※弊社で広報を担当する白井の記事はこちらから


業界は絞らない。自分が興味を持てるものを。


――――― 就活で一番悩まれたことはどのようなことですか?

濱田: まず自分のやりたいことがなかったですし、どのような基準で選んで行くかということも、自分の中で決めかねていました。

様々な業界でちょっと面白そうだなと思ったら説明会に出席して、選考を受けるか受けないかを決めていました。
”深堀り”することはできませんでしたが、良くも悪くも、業界を絞らなかったからこそ、色々な企業に出会うことができ、学ぶことも多かったと思います。

”就活の軸”

――――― 就活の軸といいますか何か、具体的にどんなことを重視して就活に取り組まれましたか。

濱田: 「自分が興味があることや興味を持ってできそうな仕事」という点を重視していました。
だから、業界を絞らずに、色々な会社を見て、自分が興味を持ってこれで頑張りたいって思えたものにしようって。

”自己PR”

――――― なるほど、ありがとうございます。
選考の中で「自己PR」を必ず聞かれると思いますが、どのような内容を話されてましたか。

濱田:「 自己PR」という形式で聞かれたことは一度もなかったのですが、それに似たような質問として「長所」について聞かれたときは、

 物事を多面的に見ようとするところ

と答えていました。
自己分析をしていく中で、色々な人の立場とか、色々な人の見方・価値観を一つに偏らないように見ようという気持ちが、幼い頃からあることに気づきました。そこは自分の気質というか、持って生まれた性格で良いところだと思います。


部活動で培った”サポート”の経験を生かせる会社に

”内定”

――――― 内定をいただいた会社は、どのような会社ですか?

濱田: 人材業界で障がい者の方の雇用をサポートする会社です。

――――― その会社のどのようなところに興味を持たれたのでしょうか?

濱田: それまで全然知らなかった業界だったので、その会社に出会って初めてそういう仕事があるということを知りました。

障がいがある方のサポートだけでなく、行政の仕組みから変えていくような事業や、企業に対してマニュアルを作成するといった形でサポートをしている点にすごく興味を持ちました。

サポートの仕方は色々ありますし、その対象もたくさんあると思います。
幅広い視点で、社会課題について考え、多方面から実行している会社だと感じ、内定を承諾しました。

――――― ありがとうございます。最後に、これから就活に取り組む学生に向けてアドバイスをお願いします!

濱田:私は、就活をやりながら学んだことがすごく多かったので、最初は本当に無知の状態で面接を受けていました。
だけど、それはそれでよかったと思っています。
うまくいかないことがあっても、落ち込まなくていいよ
っていうのは、後輩に伝えたいです。
初めから身構えずに、少しずつ慣れていけば、最終的には何とかなります!

――――― お忙しいところインタビューにご協力いただき、ありがとうございました!残りの学生生活を有意義に過ごし、社会人への準備を進めてください。濱田さんの今後のご活躍をMaenomery一同、応援しております。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます!

あえて業界を絞らず、「自分が興味を持ってできる仕事」という視点で就活に取り組んだ結果、濱田さんはバレーボールで培った「サポート」の経験につながる会社からご縁をいただくことができました。
私たちは様々なところで自分自身を成長させることができますが、就活もその一つです。失敗や挫折を恐れず、少しずつ経験を積み重ねていくことが、結果につながります。

就活に不安のある方も、まずは一緒に第一歩を踏み出しましょう!

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