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【業界研究】金融業界の4つの業種について詳しく解説!

 大学生になり、アルバイトを始められた方は「銀行口座」を作られたのではないでしょうか?
 またCMで、「○○保険」「○○証券」とつくようなサービスを目にしたことはありませんか?
 
今回は、ビジネスを”お金”という面から支える「金融業界」について解説します。

業界研究のポイント
◎ビジネスモデルを理解する
「ヒト・モノ・カネ」3つの動きに着目します。
特に、どこで誰から利益を得ているかを抑える必要があります。
①どのような商品・サービスを
②誰に
③どうやって買ってもらうか

他の業界研究や、就活でおさえておくべき知識、選考のポイントなども併せてご覧ください♪


金融ってなに?

 金融とは、資金が余っている人から資金を必要としている人にお金を貸してあげることです。例えば、銀行は預金を貸し出し、利息を得ることでビジネスを行っています。
 金融には「直接金融」と「間接金融」が存在します。

直接金融では、資金を必要とする人が証券を発行し、それを購入してもらうことで資金を集めます。例えば、企業が株式や債券を発行し、投資家が証券市場で購入する行為がこれに該当します。


間接金融
では、預金者から資金を集め、必要な人に貸し出します。
金融業界の会社は、基本的に間接金融に該当します。
例えば、銀行は預金者のお金を企業に融資し、利息を得て利益を生み出しています。つまり、銀行は「仲介役」としての役割を果たしています。

金融業界:4つの業種


銀行(メガバンク・信託銀行・地方銀行)

 銀行は、個人や法人の預金口座の開設や維持、預金取引の処理に加えて、融資資産運用の仕事を行っています。この仕事は「リテール業務」と「ホールセール業務」の2つに分けることができます。

リテール業務では、個人や小規模企業の金融ニーズに対応します。銀行員としての基本業務として、預金口座の開設や融資申請の受付、ローンの提供などがあります。

ホールセール業務では、企業や法人の金融ニーズに応えます。企業の資金調達や国際取引、M&A(合併・買収)などのサービスを提供します。ホールセール業務では、企業の財務分析やリスク評価の能力が重要です。

生命保険会社

生命保険会社は、人々や企業がリスクを保険でカバーするためのサービスを提供します。主な業務は以下の通りです。

  • アクチュアリー:保険商品の価格設定やリスク評価を行います。将来の保険リスクを予測し、保険料を算出します。

  • 営業担当:保険商品を顧客に提案し、契約の獲得や顧客サポートを行います。

  • クレームマネジメント:保険金の支払いに関わるクレーム処理や査定を行います。

損害保険会社

損害保険会社は、事故や災害による損害を補償する保険サービスを提供します。主な業務は以下の通りです。

  • アンダーライティング: 保険契約の審査とリスク評価を行い、保険の提供可否や保険料の設定を決定します。

  • 損害査定担当:事故や損害の調査・評価を行い、保険金の支払いや保険請求に関する業務を担当します。


証券会社

証券会社業界: 証券会社業界は、株式、債券、商品先物などの金融商品の売買や仲介を行います。主な業務は以下の通りです。

  • 株式トレーディング: 市場の変動や企業情報を分析し、株式の売買やトレードを行います。

  • インベストメントバンキング: IPOや企業の資本調達、M&Aなどのサービスを提供します。

  • アセットマネジメント: 顧客の資産運用を担当し、投資信託やポートフォリオ管理などを行います。

  • リサーチ: 企業や市場に関する情報を調査し、投資戦略の立案や投資判断の支援を行います。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。
金融業界は、仕組みが複雑で理解が難しい業界の一つです。
・会社説明会に出席する
・業界研究をまとめているサイトをいくつか見る
・キャリアアドバイザーに質問する
など、工夫をしながら取り組むと良いと思います。

扱う仕事の責任と規模が大きく、やりがいのある業界です。
また、近年は「FinTech(フィンテック)」と呼ばれる、
金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせたITサービスも増えてきています。
IT業界の記事も併せて、ご活用ください♪

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