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WEリーガーを目指す大学生が就活をしたら。

東洋大学女子サッカー部で副キャプテンを務め、2022年に日本一を経験した野口 珠里 選手へのインタビュー後編。
前編では、「サッカー選手」としてのキャリアにフォーカス。
大学時代の苦悩や活躍の秘訣についてお伺いしました。

野口さんは現在、卒業後にWEリーガーになることを目指し、プロチームへの練習参加をされています。
一方で、競技継続をしない選択をしたときのことや、デュアルキャリアを選択する可能性などを考えられて、就職活動にも取り組まれました。
そんな野口さんに、就職活動のスケジュールや、就活の軸、企業の方からの見え方などについてお伺いしました。


インタビュイーPROFILE

野口 珠里(のぐち じゅり)選手   群馬県出身

・小学校1年生の頃、兄の影響でサッカーを始める。
・ザスパクサツ群馬レディースのジュニアユースに所属。
・前橋育英高校へ進学。
 高校2年生で、インターハイ3位を経験。
 高校3年生でキャプテンを務める。
・東洋大学に進学。現在、大学4年生。
 第31回全日本大学選手権で初優勝。

野口さんの担当CA:川辺 真由子

>>>前編の続き
――――― それでは次に、野口さんの進路について「仕事」という視点からお伺いしていきたいと思います。

就職活動は”焦り”から始まった

Q,「就活スケジュール」を簡単に教えてください。

野口:大学3年生の8月末くらいから、
「そろそろやんなきゃやばいな」みたいな感覚になったのが最初です。
試合も全く出ることができておらず、自分はやはりサッカーで生きていくことは厳しい立場にいるんだろうなと考えたからです。

-大学3年9~10月

 私は心配性で、(就活を)早めにやりたいというタイプだったので、就活は9月中旬から始めました。最初はエージェントの方もついてない状態で、マイナビのアプリを入れて自分で始めたところがスタートです。
最初はスポーツ業界やフィットネス業界で働きたいと考えていたので、マイナビで探し、興味を持った会社のインターンや説明会に自分で応募して足を運び、良いと思ったところには選考進む、という流れで進めていました。

-大学3年11月

 11月ごろには、1社目のエージェント会社の方がサポートについてくださり、その頃から自己分析などを始めました。例年、東洋大学女子サッカー部の学生には、就活エージェントの方が声をかけてくださるんですよ。他の大学や部活動でも、体育会学生はエージェントの方がサポートをしてくださるところが多いと思います。

-大学3年12月

 12月に入ると、本当に色々な会社のエージェントさんがついてくださったり、声かけてくださり、頼りながら就活を進めていきました。

-大学3年1月

 株式会社Maenomeryと出会い、そこからより自分の力だけじゃなく、エージェントの方の力も借りながら、本格的に企業選びや選考を受けるよう

-大学3年2~3月

 選考開始

-大学4年4月

 内定

Q,各フェーズで1番苦労したポイントを教えてください。

野口:初めて川辺さん(担当CA)と面談した時に、
「どうしたいの?何がしたいの?何を手に入れたいの?」と、もうめちゃめちゃ細かく聞かれたんです。
そのとき、自分は
「何もないな、したいことって言われても。」
みたいな。
まずこの「何がしたいのか」という問いに対して、自分の答えを見つけることが1番苦労したなっていう風に思っています。

サッカーしかしてないっていう言い方はしたくないですが、サッカーをずっとやってきて、自分の中でもサッカーしかないって思っていたんです。ずっと。だから、サッカーを取り除いた自分には何があるのかなということを考えるのは、すごく大変でした。

――――― 「サッカーしかない」と思っていたところから、どのように考え方が変化していったのでしょうか?

野口:考え方によっては、サッカーを通して得てきたものもあるし、もう何十年も真剣にやってきた自分にしかないものがあると考えるようになりました。

「何がしたい」よりも「誰と働きたいか」

Q,川辺さんとの面談後、就活への取り組み方にどのような変化がありましたか?

野口:最初、自分の力だけでやっていた時は、今思えばこう、ただやってただけなのかなと思います。サッカーを続けないのなら、せめて体を動かせることがしたいとか、少しでも今までやってきた「体を動かす」ということを活かしたいと思い、就活していました。

しかし面談後は、就職活動で重視すること、いわゆる「就活の軸」は”人”でずっと動いてました。 具体的に言うと、何がしたいかよりもどんな人たちと仕事がしたいのかという風に考えて動くようになりました。

――――― 企業選びで意識されたことはありますか?

野口:多分特殊なんですが、自分の場合は就活と言われても全然イメージが浮かばなかったので、サッカーチームを探すような感覚で取り組みました。
それなら、今までも自分で選んで自分で決断して進んできたので。

自分ごとにきちんと置き換えて、
「なぜその企業でないといけないのか」
「なぜその企業でやりたいのか」
「その企業に進んだら何があるのか」
といったことを考えて進めてきました。

選考では何を聞かれる?どう見られる?

Q,自己PRではどのようなことを話されていましたか。

野口:自身の強みは、課題解決能力と目標達成に向けた継続力っていうところを1番に押し出しました。
根拠やエピソードは、

  • 大学入学から大学3年の時に試合に出られるようになるまで自分が取り組んできたこと

  • そのとき、自分はどのようなことを考えたか

  • 具体的にどのようなことに取り組んだか

  • なぜその行動をとったか

などを話していましたね。

Q,就活を終えられて、体育会学生の”強み”はどのようなところにあると思いますか?

野口:1個のことを熱中して続けられるということは、まず1つ大きな強みなのではないかと思います。

また、競技に本気で取り組んでいたら、チームや自分の課題を捉え、それらを打開するために努力した経験があると思います。
そういうところも強みだと思います。

――――― なるほど。特別に意識しなくとも、サッカーだけでなく何かスポーツを続けてきた方は、その経験から得られたことが実は就活にも結びついてくるということですね。

Q,最後に、これから就職活動に取り組む体育会学生に向けてアドバイスをお願いします!

野口:色々な選択肢があるということを伝えたいです。
大学4年生になったら、限られた時間しかないので、その中で就職活動を自分事にきちんと置き換えてやるということはもちろん大切だと思います。

しかし、やっぱり1番は競技を真剣に頑張ることが、結果的に就職活動に活きてきたりとか、社会に出た時に活きてきたりするのかなと思っています。

将来を見据えた目標を持ちながらも、結局は今目の前にあることに全力を費やしてほしいなと思います。

――――― ありがとうございます!Maenomeryスタッフ一同、今後の野口さんの活躍を引き続き楽しみにしております。

他のMaenoemry利用者の声や就活体験談について関心のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます!
Maenomeryでは、野口さんのように競技継続を考える学生・選手の就職活動のサポートを行っております。

「自分だけで就活を進めていくには不安がある」
「就活について様々な人の意見を聞いてみたい」
「競技継続」
という方は、お気軽にお問い合わせください。

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