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スポーツ選手がストレスにうまく対処する方法

 アスリートにとって競技を続けていくうえで、大切なことの一つに心との付き合い方があります。
 今回は、ストレスの症状やストレス解消法について取り上げていきたいと思います。また、今回は大学サッカー選手にもインタビュー!
現役アスリートが実際にどのようにストレスに向き合っているかについてお聞きしました!

競技人生を「本当の限界までやり抜く」ための働き方"デュアルキャリア"についてはこちらの記事も併せてご覧ください♪


ストレスによって発症する可能性のある身体的、心理的な症状

<身体的症状>疲労感・筋肉痛・頭痛・胃腸の不調・免疫力の低下
<心理的症状>不安・緊張感・気分の落ち込み・睡眠障害・食欲不振


アスリートが罹患する可能性が高い心の病気

不安障害
大きな試合や競技会前などの重要な時期に、不安や恐怖心が高まるため、不安障害を発症する可能性があります。

適応障害
新しい環境や緊張感のある状況に適応するため、ストレスがかかり、適応障害を発症する可能性があります。

鬱病
過剰なトレーニング、パフォーマンスの低下、負傷や失敗などが原因で、鬱病を発症する可能性があります。

摂食障害
体重管理が重要な競技やスポーツにおいて、食べることに関する強いストレスがかかり、摂食障害を発症する可能性があります。

睡眠障害
長時間の移動や競技会前など、睡眠の質が低下する状況が続くことで、睡眠障害を発症する可能性があります。

アスリートが心の病気を発症した場合、早期に専門家の治療を受けることが重要です。適切な治療法には、認知行動療法、薬物療法、ストレス管理法などがあります。また、アスリートはストレスが多い環境で活動しているため、ストレスマネジメントの方法を身につけることも重要です。さらに、心理的なサポートを受けることで、アスリートのメンタルヘルスを維持することができます。


ストレス解消法

リラックス法
ストレスが高まった場合、選手はリラックス法を使って気分を落ち着かせることができます。呼吸法、瞑想、プログレッシブ・マッスル・リラクセーション法、ヨガなどがあります。

交流
ストレスを感じた場合、話を聞いてもらうことが重要です。他の選手やコーチ、家族、友人、心理カウンセラーなどに話を聞いてもらうことで、気分を楽にすることができます。

適度な運動
ストレスを解消するためには、適度な運動をすることが有効です。ウォーキング、ランニング、サイクリング、ストレッチなど、選手が楽しめるものを選びます。

趣味
ストレスを感じた場合、選手は自分の趣味や好きなことをすることが重要です。音楽、読書、映画、ゲームなど、ストレス解消に適した趣味を見つけることが大切です。

バランスのとれた生活
ストレスを解消するためには、バランスのとれた生活を送ることが重要です。十分な睡眠をとり、健康的な食生活を送り、ストレス解消法を実践することで、ストレスを軽減することができます。

目標設定
ストレスを感じた場合、選手は目標設定をすることで、自信を取り戻すことができます。短期的な目標を設定し、それを達成するために行動することで、ストレスを解消することができます。

これらのストレス解消法は、スポーツ選手に限らず、誰にでも有効な方法です。選手は、自分に合ったストレス解消法を見つけることで、より良いパフォーマンスを発揮することができます。

スポーツ選手でストレスをためやすい人の特徴

競技に対する熱意が強い
競技に対する情熱が強く、結果を求めることが多いため、競技に向けたストレスが高まりやすい傾向があります。

パフォーマンスに過度にこだわる
スポーツ選手はパフォーマンスに関して自己評価が高く、過度にパフォーマンスにこだわることがあります。そのため、失敗やミスに敏感になり、ストレスをためやすくなる場合があります。

練習量が多い
スポーツ選手は日々の練習が多く、競技に向けて高いレベルのパフォーマンスを発揮する必要があります。そのため、練習量が多くなることで、肉体的・精神的な疲労やストレスがたまりやすい傾向があります。

メンタル面のトレーニングが不十分
スポーツ選手には、肉体的なトレーニングと同様に、メンタル面のトレーニングも重要です。しかし、メンタル面のトレーニングが不十分な場合、ストレスをうまくコントロールできない傾向があります。

競技外のプライベートでストレスがある
競技以外のプライベートでストレスを抱えている場合、競技においてもストレスが高まりやすくなります。

これらの特徴を持つスポーツ選手は、ストレスがたまりやすい傾向があります。ストレスを解消するためには、適切なストレスマネジメントの方法を身につけることや、心理的なサポートを受けることが重要です。

大学サッカー選手にインタビュー!

小島 心都(こじま しんと)選手 
湘南工科大附高→駒澤大学 4年生

駒澤大学サッカー部:小島心都 選手

Q.サッカーに対して精神的に追い詰められた経験はありますか?
中学の所属チームで選手全員のレベルが高すぎて大変でした。

Q.ストレス解消のために意識していることはありますか?
無心になることです。

Q.ストレス解消を教えてください!
1人で疲れるまでボールを蹴ることとお香焚いて音楽聴くことです。

Aくん 4年生

Q.ストレス解消のために意識していることはありますか?
サッカーを楽しむことです。

Q.ストレス解消を教えてください!
実家の愛犬と遊ぶことです。

おわりに

好きで続けている競技にいつしか追い詰められてしまう、、
好きなものにストレスを感じると逃げ場がなくなってしまうことが一番つらいことだと思います。
それぞれ自分に合った息抜きの方法を持って競技とのメリハリをつけることがスポーツ選手にとってストレスをためない方法です。
自分と相談して休むことの勇気を振り絞ることがときには必要だということを心に留めておきましょう。

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